「夕飯できたよー!」
忙しくても疲れてても子供の健康を想って一生懸命作った夜ごはん。
ドドドっと子供がやってきて開口一番
「えー!これ食べたくなーい!」
そんなこと言うならもうこっちだって作りたくないわーーー!
頑張ってるんだから、そんな風にも思っちゃいます!
でももし、子供が健康的なごはんを嫌がらずに食べてくれる方法があったとしたら?
しかも、子供用にわざわざ作り分ける手間も時間も大幅にカットできて大人たちもゆっくり夕食を楽しめるとしたらどうでしょう?
この記事では、そんな素敵なアイディアを発見したイタリア人ママのお話をご紹介します。
1分後には、明日の食事作りに気が重くなっている肩の荷が、きっと軽くなっていますよ。
よだれタラタラ作戦!
「食べなさい!」って言っても子供って本当に食べないよね。
子供に寄り添って、その子のためだけのメニューを作ったって5回に1回しか気にいらないんじゃ、こっちの身が持たないわ。
それでうちはこんな作戦にしてみたの。
ただイチャイチャしてるように見えるって?
違う違う。
確かにいい雰囲気だけど。
食事の準備ができても、子供が全然食事に興味を示さない。
そんな時にはね、まず夫と二人で席について食べ始めちゃうの。
「これ、すごくおいしい!」
「このトマト本当に新鮮で甘いね!!」
なんて言って、まずは思いきり食事を大人が楽しんじゃう。
そうすると、うちの小さな坊やは、こんな顔になる。
「美味しそう~。食べてみたいな。」
その言葉が出たら、もう作戦は成功したも同然よ。
涎を垂らしたゲストを迎え入れて、
大人の食事をちょっとずつ分けてあげるの。
そう、子供用のメニューはうちは作らないのよ。
過度に甘くなったりケチャップだらけのキッズメニューはなし。
子供も大人と同じものを食べられるところだけ食べてみる。
そうしたら、食事を作る時間がかなり減ったし、
最近は、私自身も、自分が食べたいものを作れるから食事を作るのが楽しくなってきたのよ。
「よだれタラタラ作戦」どうでしたか?
大人と同じものを食べることで、甘いものや揚げ物ばかりにならずに子供の栄養バランスもよくなりそうですね。
そういえば、以前読んだフランスの本でも同じようなことが書いてありました。
フランスでは、レストランに行ってもキッズメニューはなくて、大人のものを子供に分ける家庭が多いそうですよ。
フランスが世界的に見ても子供の肥満率がかなり低いのは、もしかしたらそうした習慣が関係しているのかもしれませんね。
このアイディアの参照元
https://www.nostrofiglio.it/bambino/alimentazione/trucchi-per-far-mangiare-le-verdure-ai-bambini