こどもってなかなか落ち着いて話を聞けないですよね。
ちょっとお話を聞いてね、これは大事なことだからね
って一生懸命丁寧に説明しても、
「あれ!今、絶対頭の中宇宙に行ってたよね!?」
って顔してたりするとついイライラしちゃいますね。
でももし、ある言い方をするだけで、子供が目を輝かせて話を聞いてくれるようになるとしたらどうでしょう?
しかも、なにも用意せずに誰でもどこでも5秒でできるとしたら?
この記事では、TEDのトッププレゼンテーターが誇る世界最高のプレゼン術をヒントに、全然話しを聞いてくれなかった息子が、瞬時に興味を持って話を聞いてくれるようになったお話をご紹介します。
1分後には、あたなのお子さんのキラキラした顔をこちらにパッと振り向かせるテクニックが手に入りますよ。
ママが何言ってんのかわかんない
「前転できるよー!」
って言ってね、こないだ自慢げな顔で5歳の息子がゴロンと回転したの。
だけど、回転しながら両足が伸びて、そのまま足を延ばしたままビタンっと不格好に着地。
ついつい口を出したくなって
「いいね~!でもさっ、もっと足を丸めてさっ!ほらっ!このYoutube観てみて!ああやって最初は足を揃えて、手を前に出して。」
と熱を入れてアドバイスしちゃうんだよね。
でも、そうすると、
ぽか~~ん
伝わってない。伝わってない顔してる。口空いてるし。
「ま、いいや!もう一回やるー!」
早々に飽きて最後まできかずに回り始める息子。
そして
ビタンッ!
さっきと何も変わってない。
ま、いいやって何!
いいアドバイスだと思うのに、全然聞いてくれない!!
どうしたら私の話に興味を持ってくれるの!?
7000万人の心を動かす方法
そんな時に出会ったのがこの本。
この本ではね、世界7000万人以上の人たちの興味を引き付けたトッププレゼンターたちが、
どんな話術で皆の心を掴んだのかが書かれているの。
こどもの興味を引くためのヒントにならないかと思ったんだけど、
読んでみたら、最初に相手の興味を引き付けるために大切なことを教えてくれたの。
こどもがどうなりたいのかなんて考えてなかった。
それは「こども視点」。
どういうことかって言うと、
例えば私は今まで、子供に何かを教えたい!これを言いたい!って思って、
「ねぇ、聞いて!こうすればいいの!!」って感じで言ってたの。
これは、自分が言いたいことをそのまま言ってるから自分視点の言い方なんだって。
反対に、こども視点はというと、子供がどうなりたいか、どうしたいかを基準に話すんだって。
うちの子は、前転してたけど、どうしたかったのかな?
どうなったら嬉しいのかな?
そんなことを一度考え直してから、私はこんな風に言ってみたの。
「前転できたね!
でもね、実はもっともっとかっこよく回れるやり方があるんだよ!
今、ちょっと前転した時、首が痛かったでしょ?
このやり方だと全然痛くなくて今よりも簡単にくるんってできるの!
しかも今すぐここで試せるんだよ!
やってみたい?」
こう言ったの。
そしたら息子が目を輝かせて
「何なに?教えて!やりたい!」って!
それから一緒に体操のYoutube観て、
ポイントを確認して練習できたの。
今まで、大人しくお手本の動画なんて見てくれたことなかったのに!
もちろん、前転は上達!
今まで同じことを伝えようとしても見向きもしなかった息子が、「こども視点」の言い方に変えただけで、全く最初の興味が違うことにびっくりした。
キラっと輝く息子の顔を見ながら、「あ!興味を引いてる!引いてる!」って実感しながらできるから、楽しかったし、やっぱり聞いてもらえると嬉しい!
「も~!ちゃんと聞いて!!」って思った時、
この子は、どうなりたいのかな?
何が好きなのかな?っていう子供視点を良かったら使ってみてね!
アイディアの参照元
という時は、この本1冊全て読んで、私なりに子育てに応用できるように内容を要約した記事もあるから、チェックしてみてね。
この本に書かれているポイントだけ知りたい!という時は、ここからポイントを書いた記事の一覧に飛べるよ。